桜井の家 テーブルキッチンアンフォルムを囲むLDK

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桜井の家

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区画整理された土地は立地もよいためコンパクトな敷地です。三方を道路に囲まれている、一見捉えどころのない場所ですが、自然素材を使用し私たちらしい木の家を建てました。
人や車通りも多い立地でも視線を遮りつつ、室内からは広がりを感じられるお庭、物置も兼ねたゆったりとしたインナーガレージとメリハリのある室内空間。
将来的には心と体の健康に配慮したお料理教室などされる、まさに家づくりのコンセプトとぴったりなお家です。

■面積

1F床面積: 74.11m²(22.39坪)

2F床面積: 37.26m²(11.26坪)

総床面積: 111.37m²(33.65坪)

敷地面積: 135m²(40.785坪)



 

ダイニングキッチンには8人まで座れるテーブルキッチン、アンフォルムを設えました。
桜井の家のダイニングキッチンは12.5帖ほどのコンパクトな空間ですが、キッチンで「つくる、食べる、片付ける、団らんする、くつろぐ」ための場所になっており、建築面積を抑えながらも、ゆとりの空間を生み出すことを可能にしています。幅は2.6Mほどのゆったりとした「アンフォルム」ですが、テーブルのように天板下が鉄脚ですっきりとした見た目で空間に余白をもたせています。

敷地の南側にはマンションがあるため北側にひらくプラン。椅子に座ったとき、キッチンに立ったとき、外から見たときに目線が干渉せず圧迫感を感じない高さで塀を設えました。
夜には木々の間からリビングの灯りが木漏れている。
 
日本の気候に適した在来種の木々、苔やシダ、落ち葉がバランスよく散りばめられた庭。
フラッシュクリーンで仕上げた部屋。家事室、洗面脱衣室、トイレを壁で区切らず、天窓からの光も気持ちの良い空間。
仕事部屋は個室として提案しました
仕事部屋として提案した個室は作り込みすぎずに、集中できる仕上げとおこもり感。
軒のかかる玄関は雨に濡れずにお家にはいることができます
アプローチは小さな石敷きを。インナーガレージがすぐそばにあるため、人間だけでなく車乗り入れにも耐え、庭の延長のような場所です。
お家に入ってすぐに季節かざりの収納家具は、あえて造作ではなく置き家具として提案しました。お雛飾りや家族の思い出の品を収納しながら飾るためのもの。
雨の日も濡れずにインナーガレージからそのまま玄関へと入ることができます。家に帰ったときのほっとした安心感を作り出します。
収納もたっぷりと。アスベスト、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドが含まれる接着剤などの材料が含まれない木毛セメント板を仕上げに採用。
ラフでタフな印象になりました。


 

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