区画整理された住宅街にある半分平屋、半分二階建てのお家

 高河原の家 細長い変形地を購入し家づくりをしました。市街化調整区域で田んぼが良く見えます

玄関をなくし板土間空間として提案しました

 

067
高河原の家

__________________________

長細い五角形のこの土地は、市街化調整区域ということもあり
田んぼの景色がひろがるもののる車通りも多い道路に面している
水路も隣接しているので、特に落ち着いて暮らすためのプランが
重要となる敷地です。
あえて大通りからは入れないようにコンクリートの壁でしっかり
ガードして音や視線を遮断しています
敷地を目いっぱい使って、コンパクトながらのびやかに暮らす
お家が出来ました

■床面積

1F床面積: 69.56m²(21.02坪)

2F床面積: 22.59m²(6.82坪)

総床面積: 92.15m²(27.84坪)



 
玄関土間はゆったりと2坪ほどの大きさ。
玄関土間はあえて収納と区切らず大きくとりました。置き家具を配置して、住みながら場所を取り合って(移動させて)使える自由度の高いプラン。ライフスタイルが変わっても、いつでも対応できます。
家具の距離感とサイズ感、実用性と美しさの絶妙なバランス。
 
タフなキッチンにはあえて窓を設けなかった。
タフなキッチン、水屋箪笥、作業台。いつものメンバー。10畳ほどのキッチンに家具が並んでみるだけで楽しくなる。もちろん家具の距離感は家族の変化に合わせて位置や向きを変えられる置き家具。サイズ感、実用性と美しさの絶妙なバランス。
  
テラスから直接入れる土間は外と中とをつなぐ中間領域。多目的リビングのような場所。
テラスを玄関のように使える。土間は多目的リビングのような場所。
南にある前面道路側に背丈ほどの高さの塀をたて、ゆったりとくつろげるテラススペースをつくりました
広い土間テラスは外と中とをつなぎ、キッチンへもリビングへもアクセスできる。

土間リビングらもテラスは同じ床の高さで、一体的に使え広がりを感じられます。前面道路からの視線を遮るコンクリートの壁のお陰で、敷地を目いっぱい使うことができるようになり、開放的な庭の使い方になります。
 

人工大理石の造作洗面台。前壁には板張り。
人工大理石の造作洗面台は、ドレッサーのような設え。
水はね対策では板を貼りました。
タフな浴室は1坪より一回り大きいサイズ。
鋳物琺瑯バスは据え置きタイプ。浴槽を移動してしっかりとお掃除できるのが気持ちが良い!
 
二階の屋根裏は多目的に使える空間。    自分たちで室内をカスタムできるのも木の家の良いところです。
屋根裏空間は将来の子ども部屋。それまでは多目的に使えるサブリビングでもあります。
高河原の家ではサブリビングとしてだけではんく、第二の寝室としてマットレスとプロジェクターを持ち込み
夜更かしを楽しまれているようでした。
自分たちで工夫しながら気分でカスタムできるのもタフな木の家の楽しみのひとつ。
 
吹抜けにある窓からは北側の田園風景が見える。窓枠がベンチになっている。   車の行き来や田園風景をただぼーっと眺める時間も贅沢。
吹抜けにある窓からは北側の田園風景が見える。窓枠はベンチのように大きく夏には花火も見えるそうです。
寝室は6帖。天井高のめりはりを効かせ、ゆったりと感じられるよう設計しました。

寝室は6帖。窓には襖戸を設えてしっかりと灯りを遮断。落ち着いて寝られる設計しました。
ほどよい明るさで珪藻土仕上げの壁に広がる自然光も心地よい。

背景には田園風景がひろがる敷地。



 

top